芦屋エビアンコーヒーショップ/ASHIYA EVIAN COFFEE SHOP

芦屋エビアンコーヒーショップが教える美味しい珈琲の淹れ方

珈琲を淹れてる様子

美味しい珈琲の淹れ方

朝、コーヒーを淹れる時間はとても大好きな時間。コーヒーが落ちる音を聞きながら、これから始める1日に思いを馳せてます。その結果おいしいコーヒーが淹れられれば一石二鳥。そんなおいしいコーヒーの入れ方をまとめました。
良質な豆があれば、ご自宅でも気軽に美味しいコーヒーを楽しんでいただけます。

  • 「ペーパードリップ」による抽出
  • 「フレンチプレス」による抽出

ご自宅で美味しい珈琲を味わうためにおすすめは「ペーパードリップ」による抽出です。
ペーパードリップ方式は簡便で、器具の管理やコストの面でも有利です。
かつ、コーヒーの「味」がストレートに表現され、抽出の全工程を視認でき、微調整ができます。決して煩雑な作業でなくむしろ楽しい操作です。


コーヒー豆を用意します。
コーヒー豆を用意します。
目安としては、中煎りで1cup-15g、2cup-24g、3cup-32gです。
自分の好みにあったグラム数を探してみて下さい。一日にたくさんのコーヒーを召し上がる方は、少し量を減らしてみてアメリカンでガブガブ飲んで頂いていいかもしれません。逆に濃いコーヒーがお好みの方は、量を増やして抽出に時間をかけてみて下さい。
ペーパーフィルターをセット
ペーパーフィルターをセットします。
ペーパーフィルターはその都度「保存用タッパー」から出し、まず側面を折り、次に底の部分を折ります。
コーヒー豆を入れます。
コーヒー豆を入れます。
「粉」を適量入れドリッパーを前後にゆすって「粉」の表面を平坦にします。
こうすることで蒸らしが均一になります。
※今回は3杯分。
お湯を用意します。
お湯を用意します。
水は浄水器を使用した方がベターですが、とりあえず、湧かしたてのお湯を使います。(二酸化炭素の関係で、湧かし直しのものは避けます)湯温は82度、温度計で計測します。
この時、ホルダーに入った温度計ではなく「撹拌用スプーン」でステンポット内をよく撹拌いたします。
そして、注ぎ口の部分のお湯を捨てます。
こうすることによって82度の均一な「湯」を用意できます。
いよいよ抽出の本番です。
いよいよ抽出の本番です。
お湯の投入は細くしぼった水流(2~3mm)が、ねじれない高さから注ぎます。
一投目は中心から周辺に向かい、同心円状に全体に染み渡るように注湯します。
新鮮な「粉」であればドーム状に膨らみます。
この時サーバーには数的落ちる程度です。
蒸らすことが目的ですからあまり多くの湯を注がないように。
2投目を注湯します。
2投目を注湯します。
ドーム状の粉が少し沈んだところで二投目を注湯します。
細い湯で中心から同心円状に外側に円を描くようにします。
その時の円の大きさは、大きくて500円玉で!
コーヒーの粉自身に濾過層の役目があります。
3投目、4投目と注湯します。
3投目、4投目と注湯します。
真ん中が凹んだら三投目、四投目と注湯していきます。
抽出終了後、「粉」の表円に細かな泡が残ります。
サーバーの目盛りでドリッパーをはずします。
コーヒーカップに注ぎます。
コーヒーカップに注ぎます。
あたためておいたコーヒーカップに注ぎ、「出来立てのコーヒー」を堪能いたします。

自分に合うコーヒーの抽出を探してみて下さい。
今回は、ご自宅で美味しい珈琲を簡単に味わう為の器具「フレンチプレス」による抽出です。
フレンチプレスは、ペーパーがなくても抽出可能です!
是非、試してみて下さい。

コーヒー豆を入れます。
コーヒー豆を入れます。
粗挽きに挽いた豆をフレンチプレスの中に入れます。
豆の分量は、カップ1杯(120cc)に対して10~15gが目安。
(ココのグラム数は、お好みでお願いします。)
お湯を用意します。
お湯を用意します。
その上から新鮮なお水で沸かしたお湯(90℃~96℃)を注ぎます。
沸騰したお湯のブクブクが無くなり次第、投入!
コーヒー豆が新鮮だと大量の泡が出ます、二度に分けて投入!
いよいよ抽出の本番です。
いよいよ抽出の本番です。
マドラーなどで軽く混ぜフタをのせ、4分ゆっくりと抽出します。
しっかり待って下さい。ここで、早めに上げちゃうとNG!!
コーヒーの出来上がり。
コーヒーの出来上がり。
4分後、プランジャーを押し下げて出来上がり。コーヒー豆の風味をすべて封じ込めた味わい深いコーヒーが出来上がります。
是非、ゆっくり味わって下さい。